第5回目BCの1.2時間目は、運営代表:樋口千紗によるスピーチレッスン、2019年度ファイナリストの高梨恵理子によるQ&Aレッスンです。
スピーチに入る前にヘアメイクチェック。なぜなら、スピーチにおいて外見は説得力だからです。
スピーチの講義はこれで3回目ですが、全体的に以前よりは各々上達はしてきたものの、まだまだ小手先だけで表面上を取り繕ったツメが甘い印象。
綺麗事を並べただけの中身のないスピーチなのがバレバレです。
スピーチの本質は、普段からいかに自分が人生や社会や世界に興味を持って生きているかです。
ツメの甘いスピーチは必ずボロがでます。
中身のない人間は話せばすぐにわかります。
それほど、その人の言葉遣いや話の内容、話し方には知性が出るもの。
スピーチで何を話せばいいか分からないのは、自分が普段からあらゆる物ごとに興味関心を持って考えることができていないからです。
物事に無関心な人、日常への観察力や感受性が弱い人は途端に何も話せません。
いじめでも同じ原理ですが、一番の悪は「無関心」であることなのです。
つまり、自分や社会、世界に無関心な人はスピーチでオピニオンリーダーにはなれないということ。
また、自分の経験を通したスピーチをおこなうことが望ましいですが、こういうことを言うと、「わたしには経験がありません」と言う人がいます。
経験がなければつくるのです。
もしくは、似た経験や疑似体験の事例をひっぱり出してくればいいのです。
ファイナリストには、「長所と経験はあるもの・与えられるものではなく、自ら創りだすもの」だということを知ってほしい。
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